今日(3.16)の産経新聞社説が、
国連女性差別撤廃委員会の勧告案に
男系男子による皇位継承を女性差別とする
内容があったことに噛みついています。
日本の皇位継承問題に国連が
口を出すなという主張はそのとおり。
だが、皇位継承の男系男子限定が
「女性への差別助長などといった見方は論外」
というのは完全に間違いです。
皇位継承の男系男子限定は、
女性差別そのものなのです!!
皇位継承の男系男子限定が
制度化されたのは
明治の皇室典範においてです。
明治の皇室典範制定時の議論では、
女系・女性天皇を容認する
意見が有力でした。
日本の歴史上には女帝も女系継承も存在し、
男系男子限定は日本の伝統でも何でもないのです。
現に、男系男子限定を主張した井上毅の意見書には、
女帝を否定する理由をこう明記していました。
男を尊び、女を卑むの慣習、
人民の脳髄を支配する我国に至ては、
女帝を立て皇婿を置くの不可なるは、
多弁を費すを要せざるべし。
男系男子が伝統だなどとは言っていません。
「日本は男尊女卑の国だから」と言っていたのです!
本人がいくら否定しようと、
産経新聞も、安倍首相も、
男尊女卑が脳髄を支配している蛮人である
ことに疑いの余地はありません。
ことに疑いの余地はありません。
女帝が認められない限り、
日本は男尊女卑の
野蛮国なのです。